
プロジェクト事業本部
東日本制作推進
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1 入社を決めた理由は?
前職では商業施設の施工管理をしていましたが、もっと「誰かの記憶に残る空間」をつくる仕事がしたいと思い転職を決意しました。トータルメディアは、 文化的価値のある空間を数多く手がけている点に惹かれました。
トータルメディアのつくる空間は、建築・デザイン・映像・インタラクティブ装置・グラフィック…といった多様な分野を一つに融合させていくのですが、制作部署は、ただ図面通りに施工するのではなく、複雑な要素を「どう現場で実現するか」を突き詰める役割。自分の手で“企画を実現に変える”プロセスに魅力とやりがいを感じています。 -
2 印象に残っている仕事やエピソードは?
伊豆大島火山博物館リニューアル工事の仕事です。制作の立場からすると、限られた空間や予算の中でリアリティと安全性を両立させた興味深い設計プランで、展示ケースや映像ブースの設計、火山模型の素材感など、細かい部分にまで「伝える工夫」が詰まっていて施工時から完成が楽しみでした。
完成した展示は噴火の再現映像や実物資料の迫力、照明や音響の演出が空間全体で連動しており、展示というより“体験”そのものだと感じました。 -
3 仕事の醍醐味やおもしろいと思うポイントは?
やはり、自分が関わった空間が「カタチとして世の中に残る」ことが一番の醍醐味です。図面やパースで見ていたものが、現場で少しずつ出来上がっていく過程には、何度立ち会ってもワクワクします。
展示施設は一般の建築と違って、動線や照明、美術品の見せ方など細かく配慮された演出が多いので、制作の仕事においても、展示の目的やコンセプトを理解して、それをどう実現するのか、細部の調整に自分の工夫を活かせるのでやりがいを感じられます。図面通りに仕上げることだけが正解ではなく、現場での判断や工夫によって、より良いものに仕上げていく「現場の面白さ」が詰まっています。 -
4 トータルメディアで働く人たちの
「ここがすごい」「ここがおもしろい」と思うところは?
空間づくりに対する情熱と専門性の高さがすごいと感じています。設計や制作、学芸など、それぞれの分野のプロフェッショナルが集まっていて、どの現場でも驚くようなアイデアや視点が飛び交います。施工管理として関わっていると、「こんなところまで考えてつくってるんだ」と感心することが多く、いつも刺激を受けています。